まずはチェック！不用品に潜んでいる貴金属！

「もう使わないから捨てよう！」と思っている品の中にも、高価買取が可能な貴金属が含まれていることがあります。不用品から発見される貴金属はどのようなものがあるのか、ご紹介いたします。

アクセサリーやジュエリーなどに使われている金や銀には、純度があります。

純度が高ければ高いほど価値が高くなりますが素材が柔らかくなってしまうので、加工や装飾には不向きです。そのため、アクセサリーに使われている金や銀の大半は他の金属を混ぜて硬度を強くしています。

• K24

  24金と呼ばれており、純度は999.99～1,000です。純度が高い純金なので、買取に出す場合は高値となります。

• K22

  22金と呼ばれており、純度は917です。加工しやすく純金より強度が高いので人気があります。

• K18

  18金と呼ばれており、純度は750。加工しやすさと強度を併せ持つ素材です。ジュエリーやライター、時計などに多く使われています。

その他に、文房具に使用されることの多いK14、リーズナブルなジュエリーや日用品に使用されるK10などがあります。

銀は、別の素材と混ぜ合わせる比率によって5つの種類に分けられます。

• Ag1000インゴット

  銀純度99.99%の銀であり、貴金属の取引所で30kgのラージバーで売買されています。

• Ag1000

  純銀度99.9%～の銀であり、傷つきやすいためアクセサリーの加工には不向きです。酒器や茶器、仏像など、幅広い用途に使用されています。

• Ag950

  銀純度95.0%の銀であり、カップやトロフィー、アクセサリー、カトラリー、喫茶道具などに使われています。

その他に、強度と耐久性に優れているAg925、主にコインの製造に使用されるAg900などがあります。

身近なものには、金や銀や含まれていることがあります。不用品の中で目を向けてほしいものをご紹介します。

• 入れ歯や差し歯

  金や銀はアレルギー反応を防ぐ効果があるので、純度が高い金や銀を使っていることがあります。

• 時計

  古い高級時計の場合、ブレスレットやベルトの部分に金を使っていることがあります。

• 万年筆

  一般的にステンレスが使用されていますが、稀に金が使われていることもあります。高級ブランドの万年筆は確認しましょう。

• 眼鏡

  古いメガネや高級ブランドの眼鏡の場合、フレームなどに金が使われていることがあります。

このように、使わなくなった不用品でも貴金属としての価値を持っている場合があります。あなたの家にも、貴重な金属が眠っているかもしれません。

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